日本電気(NEC)は7月9日、"コンテンツシェアサービス"を実現するネットワーク基盤ソフトウェア「NC7000-RX(仮称)」を発表した。

NC7000-RXは、携帯電話で通話中の相手と写真や動画などを共有できる「コンテンツシェアサービス」を実現するソフトウェア。携帯電話の業界団体であるGSMA(Global System for Mobile Communications Association)において標準化が進められている「RCS(Rich Communication Suite)」に準拠するかたちで開発されている。

NECによると、RCSに準拠した写真や動画の共有だけでなく、写真への線や図形の書き込みや、拡大・縮小といった操作の結果も共有することが可能で、パソコンや家庭用ゲーム機など、携帯電話以外の機器でも利用できるという。

製品化は、今年10月が予定されている。