Ubuntu 10.10、SparcとIA64のサポート廃止へ

Ubuntu Technical BoardのScott James Remnant氏がUbuntu sparc and ia64 portsにおいて、サポートするアーキテクチャの廃止に関する同チームの考えを伝えている。UbuntuのSparc版はすでにアクティビティが最低ラインに達しつつあり、このままではUbuntuの最低品質をクリアできないとし、Ubuntu 10.10までにサポートを終了する旨が説明されている。

明確な期限は記載されていないものの、IA64版もアクティビティが鈍っており、このままいけばIA64版もサポートが廃止されることになるとみられる。最短でUbuntu 10.10までにSparc版とIA64版の双方のサポートが終了することになる。

Red Hatはすでに次期主力バージョンとなるRed Hat Enterprise Linux 6からItaniumのサポートを中止することを伝えている。UbuntuにおけるIA64サポートの中止と、Red Hat Enterprise Linuxにおけるサポート中止がほぼ同時期に取り組まれることになる。