安川電機は5月20日、大型風力発電用電気品「Enewin」シリーズの製品化を発表。第一弾として発電電力制御を行うコンバータ装置を今月から販売開始する。

同社は2005年に、電源回生機能を持つ高圧マトリクスコンバータを世界で初めて製品化。今回発表された装置はこれを風力発電専用にしたものだという。

なお、同装置は高い電力変換効率や省スペース化、省メンテナンス化を実現する機能や構造を持つことが特徴とされている。

同装置の納入予定は2010年8月から。同社は発電機や各種制御システムも順次発売していくととしており、この分野における2011年度の販売目標を25億円(2015年度は150億円)としている。

大形風力発電用コンバータ装置