消防庁は5月18日、災害時の双方向の情報発信手段としてツイッターの活用を開始したことを発表した。名称は「災害情報タイムライン」、アカウント名は「FDMA_JAPAN」(すべて大文字)、アドレスは「http://twitter.com/FDMA_JAPAN」。

災害情報タイムラインの画面。画面右側に米国ツイッターの認証取得を示すマークが表示されている

消防庁は、大規模災害時(震度5 強以上の地震の場合などを想定)に消防庁がとりまとめている被害情報を発信するほか、災害に関して誤った情報が広まるなど、特に必要があると思われる場合に正確な情報を発信する。

原則として、フォロワー(利用者)のつぶやきに対応はしないが、フォロワーから寄せられた災害情報のうち、地元消防などからの報告にはない重要なものがあれば事実関係を確認する。

Twitterの利用上の問題に個人や団体のIDを騙る「なりすまし」があるため、同庁はなりすまし対策として、米国ツイッターの認証済みアカウントマークを取得した。これは国内の行政 機関・法人としても初のことだという。その証として、ツイッターの画面右側に「認証済みアカウント」というマークが表示されている。

なりすまし対策の一環として、フォロワーのつぶやきは表示されず、同庁のなりすましのサイトが登場した場合は運営会社に削除要請が行える。