講義の出席確認に「はてなココ」を活用。位置情報を詐称する可能性については「そこは学生を信頼して運用しています」(中西准教授)

はてなは12日、モバイル端末向け位置情報サービス「はてなココ」が、京都造形芸術大学の一部講義において出席確認ツールとして採用されたことを発表した。現在地の自動投稿、特定ユーザ間での情報共有という本サービスの特徴を活用している。

はてなココは、携帯電話やiPhone、Android端末などモバイル機器のGPS機能を利用して"今いる場所"を投稿、共有できるサービス。同大学芸術学部 中西洋一准教授の担当講義「情報メディア論」で、従来の紙の出席シートに代わる出席確認ツールとして採用された。中西准教授は今後の運用について、「授業の様子を写真で投稿するといった条件付け」を行なうことも検討するとしている。