ティエスエスリンクは15日、社内での共有情報、売り上げ情報や個人情報などWebアプリケーションをベースとしたシステムなどの画面キャプチャによる情報漏洩を防ぐソフト「Pirates Buster for Active WebPage Ver.5.1」を発売した。

クライアントの対応OSはWindows 2000 / XP /Vista / 7。サーバ側ではWindows Linuxサーバに対応する。価格は、ライセンスにより異なるが100ライセンスのModel100パッケージが100万円(税別)となる。

「Pirates Buster for Active WebPage Ver.5.1」概要(同社Webサイトより)

製品は、売り上げ情報から個人情報まで社内の重要な情報などを画面キャプチャすることを防ぐ情報漏洩対策ソフトとなる。PHPなど動的に作成されるHTMLを含み、FLASHやPDFなどWeb画面で表示される重要な情報の漏洩を防止する。

管理者が指定するイントラサイトにおいては印刷、画面キャプチャソフト、プリントスクリーン、コピーなどの操作が制御されるほか、ブラウザのキャッシュファイル、サーバと利用者間での通信経路も暗号化。パケットキャプチャソフトなどによる情報漏洩にも対応する。

管理者は、どのカテゴリのファイルを保護するかなど、特別な知識がなくとも管理画面で簡単に設定できるほか、オプションのポリシーサーバオプションを利用すると保護コンテンツの利用権限をユーザー/グループ単位で設定可能になる。