「印刷博物館 コレクション展」チラシより

印刷博物館は、現在行われている特別コーナーでの展示「華やかな古活字版の世界」を皮切りに、2011年4月まで5回にわたり同博物館の収蔵庫にある印刷史料を展示する「印刷博物館 コレクション展」を開催している。

印刷博物館 コレクション展は、総合(常設)展の一部分をつかった小規模な展覧会。3-4ヵ月ごとに印刷博物館の所蔵コレクションを中心とした、バリエーションに富む印刷史料を独自の展示テーマ設定と合わせて展示替えをしていくというもの。

10月21日より開催されている江戸初期に華開いた活版印刷事業である古活字版に焦点を当てた第1回展「華やかな古活字版の世界」を皮切りに、2011年4月まで1年半にわたって5回の展示がなされる。

今後予定されている展覧会

展覧会名 内容
第2回展「ビジネス文明開化 -印刷物でみる経済活動の近代化」 江戸から東京へと移る時代の「経済」や「商業」というテーマに注目し、資料をセレクト(2010年の1月19日より)
第3回展「製版クリエイティブ 1960-70年代の印刷表現-『モナリザ100微笑』を中心に」 デザインの表現ツールとして印刷工程が取り入れられた1960-70年代グラフィックデザインの実験を紹介する」(2010年4月20日より)
第4回展「日本の活字のつくりかた -本木昌造による活字のつくりかた-」 本木昌造によって行われた電胎法による活字製造方法を紹介する(2010年10月2日より)
第5回展「鯰絵の世界」 1855年の大地震のあとに鯰をモチーフとした大量の多色摺り木版画が飛ぶように売れた、当時の社会背景ならびに印刷・出版事情を紹介

展示内容より

第1回展より「徒然草」(嵯峨本)慶長元和刊 吉田兼好著

第2回展より「開化因循興廃鏡」明治初期

キ第3回展より福田繁雄『中村誠+福田繁雄 JAPON-JOCONDEモナリザ100微笑』よりno.54 UNAC TOKYO刊 1974年

第4回展より「新街私塾余談 初編一」明治5(1872)

鯰絵「世直し鯰の情」安政2(1855)年(2011年1月18日より)