8月22日よりラフォーレミュージアム原宿にて、ロック・ミュージシャン、忌野清志郎が描いた未発表作品を含む数多くのアート作品を展示する「個展 忌野清志郎の世界」が開催される。

RCサクセションでデビュー以来、数々のヒット曲をリリースし、日本のロックの礎を築き上げてきた忌野清志郎。一時は本気で美術の道を志そうとした忌野は、油彩やイラスト、スケッチなどを描き続け、個展の実現を望んでいたとのこと。タイトルを本人が考案した同展は、本人と共に、開催に向けて水面下で進行していた企画である。

展示は、描きためてきた油彩、絵本の原画、イラスト、スケッチなど数多くの未発表作のほか、著名なフォトグラファーが撮影したポートレート、LP、ステージ衣装、ツアーグッズ、愛用の自転車などの私物や希少性の高い映像など。

なお、展示絵画作品などを網羅した作品集「忌野清志郎の世界」(ぴあ刊)が会期に合わせ刊行される予定。また、会場では、新作のグッズが販売されるほか、ポスターやフライヤーなどのデザインは、横尾忠則氏が手掛ける。

展示予定作品より

自画像 2006年から2007年 457mm×530mm

自画像『冬の十字架』(1999年 650mm×530mm)

バンド"ドラマーズ"ライブのための画(1996年 455mm×530mm)

日比谷野外音楽堂2days "KING SUMMER"で販売されたTシャツの原画(2004年 565mm×385mm)

小学5年生の時に描いた静物画(1962年)

自身が描いたイラストをあしらったブーツ(2005年)

「個展 忌野清志郎の世界」

会場 ラフォーレミュージアム原宿(ラフォーレ原宿6F)
会期 8月22日(土)から9月13日(日)
開館 11時から20時
入場料 一般700円/学生500円(忌野清志郎ふぁんくらぶ会員は100円割引:小学生以下およびラフォーレカード会員は無料)