インターネットイニシアティブは8月11日、2010年度3月期の第1四半期の連結決算を発表した。それによると、営業収益は前年同期比3%減の158億3,500万円、営業利益は前年同期比14.7%減の3億5,100万円、純利益は前年同期比3.1%減の3億円と減収・減益となった。

売上面では、企業のネットワーク関連サービスに対する堅調な需要を背景に、IIJモバイルなどの無線データ通信サービスを含む法人向け接続サービス、個人向け接続サービス、セキュリティ、メール関連のアウトソーシングサービス、システム運用保守売上高は前年同期に比べて増加し、同社グループのストック売上高(サービス提供契約に基づく月次恒常売上)は、前年同期比6.4%増の138億8,700万円(前年同期は130億5,000万円)となった。システム構築分野における一時売上高は、景気低迷の影響を受け、前年同期比40.6%減の18億400万円(前年同期は30億3,600万円)となった。

利益面では、ストック売上が前年同期に比べて増加したことに加え、システム構築にかかわる常勤外注人員の削減、諸費用抑制などのコストコントロールを前年度下半期より引き続き強化したことなどにより、インターネット接続・アウトソーシングサービスの売上総利益は14億7,500万円(前年同期は13億3,100万円)、システムインテグレーションの売上総利益は16億8,900円(前年同期は16億6,500万円)と前年同期に比べて増加した。

また、ATM運営事業を推進する連結子会社のトラストネットワークスは事業の立ち上げ時期にあり、ATM運営事業の売上総損失は1億8,400万円(前年同期の売上総損失は1,000万円)となった。販売費、一般管理費、研究開発費は、非償却無形固定資産の除却、人件関連費用の増加、連結子会社のIIJイノベーションインスティテュートにかかわる研究開発費の増加などがあったが、費用抑制を行い、前年同期比1.3%増の26億4,700万円(前年同期は26億1,400万円)となった。

連結業績の状況

セグメント別では、新規事業のATM運営事業の営業損失が前年同期に比べて増加して2億3,300万円(前年同期は6,900万円の営業損失)となったが、既存事業のネットワークサービス・システムインテグレーション事業の営業利益はストック売上高の増加、コストコントロールにより、前年同期比21.7%増の5億8,900万円(前年同期は4億8,400万円)となった。

セグメント別の状況