日立製作所は6月29日、ミッドレンジディスクアレイ「Hitachi Adaptable Modular Storage2000シリーズ」のラインアップを拡充し、6月30日から全世界で販売を開始すると発表した。仮想化や高密度の増設に対応するオプション、直流電源に対応したモデルが追加された。

「Hitachi Adaptable Modular Storage2000シリーズ」の最上位モデル「Hitachi Adaptable Modular Storage2500」

今回追加されたのは4つのオプションと1つのモデル。オプションの1つであるボリューム容量仮想化機能「Hitachi Dynamic Provisioning」は、ディスクアレイの実装容量以上のサイズの仮想容量を事前に定義可能など、業務アプリケーションのデータ使用量に応じて容量を拡張できるソフトウェア。同製品は、複雑な容量設計を不要にするとともに、ディスクアレイ全体の空き容量を複数の業務アプリケーションで利用することを可能にするため、ディスクアレイの容量使用効率を最大化し、共有容量全体での性能設計を不要にする。

増設ディスクアレイ筐体のオプションとして、「高密度拡張筐体」が追加された。同製品は1TBのSATAハードディスク専用の筐体で、高さ4Uの筐体に最大48台のHDDを搭載できる。残りの2つのオプションは、「8Gbpsファイバチャネルホストインタフェース」と「テープレプリケーション機能」。

新モデルの特徴は、主に通信事業者のシステムで求められる直流電源で稼働する直流電源に対応している点。同モデルは米国の通信事業者向け機器の仕様規定、NEBS規格に基づいている。

各製品の価格と出荷時期

製品名 価格(税込) 出荷時期
Hitachi Dynamic Provisioning 69万3,000円~~ 7月7日
高密度拡張筐体 308万7,000円 7月7日
8Gbpsファイバチャネルインタフェース 38万円4,300円 8月3日
テープレプリケーション機能 690万円9,000円~ 7月31日
Hitachi Adaptable Modular Storage 2500直流電源(-48V)対応モデル 1,322万3,700円~ 7月7日