インテルとサイトロックは6月10日、企業向けPCの運用管理の効率化とセキュリティ対策に向けたソリューションの展開に向けて協力することを発表した。これに伴い、インテルのvProテクノロジーを搭載するビジネス・クライアントPCとサイトロックが提供するSaaS型運用管理プラットフォーム「siteROCK Remote Station」(以下、SRS)を組み合わせて、ソリューションとして販売を強化する。

同ソリューションを利用すると、企業のシステム管理者やマネージメントサービスプロバイダー(MSP)事業者は、SRSの運用管理メニューから、問題が発生しているPCの検知・監視、ネットワーク接続の管理と遮断、パッチの配布、電源のON/OFFの制御など、クライアントPCの運用管理や障害対応を遠隔から行うことが可能になる。

その結果、管理者やMSP事業者は、管理対象のPCが設置されている場所まで出向かずに済み、作業時間の短縮や出張コストの削減を図ることができる。各種作業は自動化することも可能であり、これによりさらなる運用管理の効率化が実現される。

siteROCK Remote Stationの操作画面。左がリモートコントロールの画面で、右が資産管理の画面