米LifeSizeは5月21日、HDビデオ・コミュニケーション・システムの新製品「LifeSize Express 200」を日本市場向けに発表した。
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LifeSize Express 200 |
LifeSize Express 200は、同社のローエンドモデルとして位置づけられている。「1280×768pixのWXGAに対応」「1Mbps帯域で720p30(1280×720pixで30フレーム/秒)送受信または720p60(1280×720pixで60フレーム/秒)受信が可能」「対話先の部屋の様子とプレゼンテーションの両方を同時に表示できるデュアルディスプレイをサポート」といった特徴を備えていながら、固定焦点カメラタイプで79万8000円(税別)という低価格を実現している。
また、従来製品に対してエンコーダを強化し、2Mbpsの性能帯域を向上させたほか、デジタルI/Oの拡充も行っており、DVI-I入力ポートを搭載、HDMI出力ポートを2つ設置といった対応も行われている。
発表会は、同社製品の国内総販売代理店を務める日立ハイテクノロジーズの東京本社と、米国テキサス州オースティンにあるLifeSize本社とを、LifeSize製品で中継してビデオ会議形式で実施。オースティから発表を行った米LifeSize CEO兼共同創業者のクレッグ・マロイ氏は、「LifeSize Express 200は、他社のHDビデオ・コミュニケーションと比べ、2倍のプライスパフォーマンスを実現している」とコメントし、同分野のプライスリーダーの地位を獲得していることを強調した。
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米国テキサス州オースティンのLifeSize本社から発表を行ったLifeSize CEO兼共同創業者のクレッグ・マロイ氏 |
価格は、組み込み型マイクロフォンを備えた固定焦点カメラタイプの「LifeSize Express 200 with Focus」が79万8000円(税別)、パン・チルト・ズーム機能付カメラと小型マイクを備えた「LifeSize Express 200 with PTZ」が89万8000円(税別)。いずれも本日より、日立ハイテクノロジーズおよび販売代理店を通じて販売される。詳細スペックはこちらの米LifeSizeのWebサイトで確認できる。
