NECは、音声認識技術を利用した「講演録作成支援サービス」をSaaS(Software as a Service)として、4月1日より提供すると発表した。

このサービスは、企業の年頭訓示や入社式、創立記念などの行事、セミナーでの講演の音声をネットワーク経由でテキスト化し、講演録のドラフトを自動作成するもの。 NECでは、中央研究所を中心に長年音声認識に関する研究開発を続けており、その成果をベースに、「VoiceDo」をはじめ、電話音声応答システム「CSVIEW/VoiceOperator」、コンタクトセンタ支援ソフト「CSVIEW/VisualVoice」、音声認識ミドルウェア「WebOTX Speech Recognition」、議事録作成支援ソフト「VoiceGraphy」など多数の製品やソリューションとして提供している。今回は、こうした音声認識技術ベースに、新たなサービスとして提供するもの。

新サービスの価格は、3万円(税別)からとなっている。NECでは今後3年間の音声認識を活用したSaaSで、約3000件の利用を見込んでいる。