NECと日本オラクルは、オラクルの主力データベース製品やアプリケーション実行基盤製品などのほか、今後市場拡大が見込まれる4製品、「Oracle Business Intelligence」、「Oracle Identity Manager」、「Oracle TimesTen In-Memory Database」、「Oracle Coherence」のサポートを行う「共同サポートセンター」を日本オラクル内(東京青山の日本オラクル本社)に開設したと発表した。

同センターには、両社の技術者20名とNEC製のサーバおよびストレージを配置して、両社が一体となったサポートサービスを提供する。また、NECのハードウェア製品およびソフトウェア製品と組み合わせた検証や、ユーザーが利用する機能や使い方に基づく検証を行うという。さらに日本オラクルは、NECのエンジニアにトレーニングの提供も行う。

NECでは従来からオラクル製品のサポートは行っているが、ここでは、より緊急性の高いものや、高度なものを扱うという。

両社は、今回のサポートセンターの開設は、2007年から両社が共同で取り組んでいるサポートサービスである「サポートイニシアチブ」の成果のひとつであるとしている。