ネットマーケティングを行うアイシェアは5日、ダイレクトメール(DM)に関する意識調査の結果を発表した。それによると、PC・携帯で受信する電子メールのDMは6割以上の人が「毎回」または「たまに」読んでいるのに対し、ポストに投函される印刷物のDMは5割を切る結果となった。

調査では、PCのアドレス宛DM、携帯のアドレス宛DM、自宅のポストに届くDMのそれぞれについて、受け取り状況と読んでいる人の割合を集計。そのうち、PCのアドレス宛DMを受信している人は全体の71.1%。「毎回読んでいる(7.1%)」「たまに読んでいる(56.4%)」を合計すると、6割以上がDMを読むと回答している。

携帯のアドレス宛DMを受信している人は全体の27.7%で、男女別に見ると男性(23.6%)よりも女性(31.9%)に購読者が多かった。受信している人は少ないが、女性では「毎回」「たまに」合わせて約7割がDMを読むと回答。また、男性では12.5%が「毎回読む」と回答しており、携帯向けのDMは他に比べて読まれる可能性が高いと考えられる。

一方で印刷物のDMは82.7%が「投函されている」と回答したが、「毎回読んでいる」が4.9%、「たまに読んでいる」が41.4%と、メールに比べて開封率が低いことが伺える結果となった。