中高生のコミュニティサイト「ミルクカフェ」とガイアックスが提供するネットいじめなどへの対策サービス「スクールガーディアン」は8日、ミルクカフェ内の「学校裏サイト」などに関する学校関係者からの相談への対応や問題投稿の削除などに関して、連携・協力することで合意したと発表した。

「スクールガーディアン」紹介トップページ画面

従来のミルクカフェの仕組みだと、運営者に削除依頼するには、問題がある掲示板のURLや投稿日時などを削除依頼窓口へメール通知する必要があり、「インターネットコミュニティの多少の利用経験が必要だった」(両社)。

今回の連携を受けスクールガーディアンでは、パトロールの対象にミルクカフェを追加。学校からの要請がなくても、学校裏サイトなどにおける"問題投稿"を発見次第、ミルクカフェの担当窓口に伝達する。

また、スクールガーディアンのサービスを受けている学校については、同サービスの窓口を通じて相談すると、ガイアックスの専門スタッフが調査。ミルクカフェに関するものであると判断した場合には、直ちにミルクカフェの運営者からの回答を学校関係者にフィードバックする。

スクールガーディアンでは、「今回の連携により、学校関係者とミルクカフェが対等に話ができるように橋渡しをし、ミルクカフェの特徴や運営ポリシーについても伝達していきたい」としている。

ネットいじめの実態についてはこちらのレポートを参照

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