Yahoo! JAPANは26日、Web版「Yahoo!メッセンジャー」(β版)の提供を開始した。従来のYahoo!メッセンジャーと異なり、ソフトをインストールせずにブラウザから利用することが可能。個人でソフトをインストールできないパソコンからでも、Yahoo!メッセンジャーを利用することができる。

Yahoo!メッセンジャーは、専用のソフトを使ってユーザー同士がオンラインでリアルタイムにメッセージをやりとりできるサービス。新しく提供されたWeb版は、ブラウザからYahoo! JAPAN IDでログインすればすぐに利用が可能で、ソフトをインストールする必要がない。このため、会社や公共の場のパソコンなど、個人でソフトをインストールできない環境でもメッセンジャーにログインし、いつもと同じ友だちリストを使用して会話ができる。また、会話のログもWeb上に保存されるため、どこからアクセスしても履歴を確認できる。

Web版Yahoo!メッセンジャー(β版)画面。スマイルマークの挿入は可能だ

Web版ではボイス機能、ビデオ機能などソフト版に搭載されている一部の機能が利用できないが、テキスト同士であればWeb版とソフト版での会話も可能だ。

同社では、今後Yahoo!メールなど他のサービスと連動させることによってYahoo! JAPANのソーシャル化を進めていくとしている。