アイマトリックスは、スパムメールを含む多様な受信メールの流量をコントロールすることでメールサーバへの負荷を軽減させる技術を開発、それらを搭載したアプライアンス製品「マトリックススキャン FLOW」を2月1日より発売する。

同製品は、同社のオンデマンド リアルタイム アンチスパム技術を搭載したアプライアンスサーバ「マトリックススキャン APEX」の性能と信頼性のフレームワークを継承している。また、IPレピュテーション(フィルタリングと評価)サービス技術と、ネットワーク上に流れるメールの流量を制限することで、メールサーバへの負荷を平均で50~70%程度軽減することが可能だ。さらに、プログラムコードの最適化と搭載機能の一部見直しを行うことでプログラムサイズを削減、ディスクドライブを非搭載とすることに成功している。

なお、同社では、同製品の発売と同期して、米コムタッチ ソフトウェアのスパム検出センターを開設、日本国内のユーザに向けてスパム検出サービスの提供を開始する。同サービスでは、今後すべてのマトリックススキャンシリーズをサポートしていく。

価格は中小企業向けモデルで数十万円からとしており、2008年中に新規顧客をユーザ数換算にして1,000万人以上獲得することを見込む。