沖データは17日、A4(ヨコ)毎分35枚の印刷を可能にしたこのクラストップレベルのスピードを備えたA3モノクロページプリンタ「B810n」を2月上旬に発売すると発表した。

コストを重要視する企業やモノクロニーズの多い官公庁に最適な高速モノクロプリンタ。サイズはW478×D445×H396mm、重量は23.9kg(本体のみ)

同製品は、ファーストプリント6.5秒以下、A4ヨコで35枚/分、最大2400×600dpi相当の高画質、5年または生涯印刷最大120万ページにのぼる高耐久性を誇る。インタフェースは10BASE-T/100BASE-TXを標準搭載し、SSL 通信、IPv6にも対応。オプションの増設トレイを装着すれば、最大1,500枚、5種類の用紙がセットできる。さらにオプションの「PS3 カード」を装着するとAdobe PostScript 3に対応でき、Macからの印刷も可能となる。

カラーページプリンタや複合機の導入が進む中、モノクロプリンタの出荷台数も堅調に推移しており、コストの最適化を目指してモノクロプリンタを併用する企業が増えていることを裏付けている。沖データではこうした市場背景を踏まえ、モノクロプリンタのラインナップ強化をはかるため新製品を投入したという。価格は13万4,400円、出荷開始は2月上旬、年間3,000台の販売を予定している。