IIJは29日、企業のWebサイト構築に必要な高い信頼性・安全性と柔軟性を提供するサービスとして「IIJセキュアWebプラットフォーム」の提供を開始した。

IIJセキュアWebプラットフォームは、ユーザーの要件に応じて選べるWebホスティングサービスと、各種オプション機能を提供するWebホスティングソリューション。Webサイト開設のために必要な最低限の機能に絞ったスタンダードコースと、改ざん検知、DDoS対策、高負荷対応、アクセス解析などの高度な付加機能を自由に組み合わせることができるハイグレードコース、大きな帯域を必要とするファイル配布等のダウンロード用ホスティングサービスとなる「IIJダウンロードサイトサービス」などのメニューが用意される。なお、スタンダードサービスとダウンロードサイトサービスは12月開始予定。

IIJ Webスタンダードサービス

  • 必要最低限の機能に絞ったスタンダード型Webホスティングサービス
  • ディスク容量: 200MB
  • 初期費用: 1万円 / 月額費用: 5,000円

IIJ Webハイグレードサービス

  • 独自CGIや簡易DDoS対策機能が利用可能なハイエンド型Webホスティングサービス
  • ディスク容量: 1GB(1GB単位で追加可能)
  • 独自CGI対応、SLA対応(2008年3月対応開始予定)
  • 初期費用: 4万円 / 月額費用: 5万円から

IIJダウンロードサイトサービス

  • 大きな帯域を必要とするファイル配布を目的とした、ダウンロード用ホスティングサービス
  • ディスク容量: 500MB
  • 回線帯域: 10Mbps~80Mbps
  • 初期費用: 50,000円 / 月額費用: 6万円から

共通セキュリティ機能として、ウイルスチェック(2008年3月開始予定)、コンテンツバックアップ(2008年3月開始予定)、コンテンツ管理権限設定(2007年12月開始予定)、セキュアなコンテンツアップロード、アクセスコントロールが提供される。

このほか、オプション機能として、データベース(2008年3月開始予定)、アクセス解析、改ざん検知(2008年3月開始予定)、DDoS対策連携(2007年11月開始予定)、高負荷対応(2007年12月開始予定)、DNS/SSL証明書管理も提供される(選択プラットフォームにより、組み合わせできない場合もある)。