醤油ベースの味付けの煮込みハンバーグには、実は白滝が入っている。かさ増し効果と共に、食感にアクセントを与える役割も。人参や麩などと共にハンバーグを煮込み、溶き卵と一緒にいただけばすき焼き風の仕上がりになる。

著者プロフィール

マイティ
節約料理研究家・日本ソムリエ協会認定ソムリエ
東京都在住。都内の人気料理店で店長を務めたのちに結婚。2004年に趣味の節約を生かして、節約料理のブログを開設。「節約は明るく楽しみながら」をモットーに、愛する家族のため、節約しつつも安くてリッチな献立作りに励む。料理以外にも公共料金の節約術、ハンドメイドなどを公開したブログ『1ヶ月2万円の節約レシピ』が人気を集めている。節約をテーマとした雑誌やテレビ出演も多数。

「すき焼き風ハンバーグ」材料代(2人分)294円

材料(2人分)
玉ネギ 1/2個 / 白滝 100g / 合挽肉 200g / 塩・胡椒・醤油 各少量 / 卵 1/2個
A(日本酒 大さじ1 / 醤油 大さじ2 / 砂糖 大さじ2 / 味醂 大さじ1)
麩 10個 / 人参 1/4本 / エノキ茸 20g / 刻みネギ 適量 / 卵 2個 / サラダ油 大さじ1/2

つくり方

  1. フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、みじん切りにした玉ネギ、ざく切りにした白滝を入れて炒めたら火を止め、粗熱を取っておく。

  2. ボウルに合挽肉、1、塩、胡椒、醤油、卵を入れて、粘り気が出るまで混ぜ合わせ、2等分して両手でキャッチボールをするようにして空気を抜き、小判形に形成する。

  3. フライパンに薄くサラダ油を引き、2を並べ入れて蓋をして蒸し焼きにする。途中、裏返し、中まで火を通す。

  4. Aの調味料と水1/2カップを入れて煮立て、水で戻した麩、ピーラーで剥いた人参、根元を切り落としたエノキ茸を加えて蓋をする。

  5. 3分ほど煮たら皿に盛り、刻みネギを散らして溶き卵を添える。

ざく切りにした白滝を合挽肉に加える

「白滝はかさ増し効果だけはなく、食感も楽しく、一石二鳥。すき焼き風に煮込んで、卵につけながら食べるおもしろさもあります。味が染みた麩もあるので、ごはんがとっても進むハンバーグです」(マイティさん)。


注1 食材代は東京都内にあるスーパーの底値を基準に計算しています。
注2 米や基本的な調味料は材料代に入れていません。