3月3日はひな祭り。ひなあられや菱餅といった行事食を用意しなくても、家にある食材だけで簡単にひな祭りの雰囲気が出るレシピを今回は紹介する。

著者プロフィール

マイティ
節約料理研究家・日本ソムリエ協会認定ソムリエ
東京都在住。都内の人気料理店で店長を務めたのちに結婚。2004年に趣味の節約を生かして、節約料理のブログを開設。「節約は明るく楽しみながら」をモットーに、愛する家族のため、節約しつつも安くてリッチな献立作りに励む。料理以外にも公共料金の節約術、ハンドメイドなどを公開したブログ『1ヶ月2万円の節約レシピ』が人気を集めている。節約をテーマとした雑誌やテレビ出演も多数。

「ひし餅風ちらし寿司」材料代(2人分)134円

材料(2人分)
ごはん 300g / すし酢 大さじ2 / 大葉 5枚 / 鮭フレーク 20g / 卵 1個 / 塩 適量 / 魚肉ソーセージ 長さ5㎝ほど / 菜の花 少量

つくり方

  1. ごはんは少しかために炊き、すし酢を加えて混ぜ合わせる。これを3等分しておく。

  2. ボウルに1の1/3量を入れ、すり鉢ですった大葉を入れて混ぜ合わせる。これで緑のすし飯ができあがる。

  3. 次はピンクのすし飯づくり。ボウルに1の1/3量を加え、鮭フレークを加えて混ぜ合わせる。

  4. ボウルで卵を割りほぐし、塩を加えてかき混ぜる。薄くサラダ油を引いたフライパンに溶き卵を流し入れ、薄焼き卵をつくる。粗熱が取れたら細切りにして錦糸玉子をつくっておく。

  5. 洗っておいた牛乳パックの上下2カ所にハサミを入れて10㎝長さにし、皿の上にひし形になるように開いて置く。

  6. 牛乳パックに2、1、3の順にすし飯を詰め、さらに4をのせる。

  7. 牛乳パックを上に引き抜き、軽く茹でて刻んだ菜の花、薄切りにして桜の型抜きで繰りぬいた魚肉ソーセージを飾る。

牛乳パックをひし形にし、すし飯を詰める

「大葉の緑、鮭フレークのピンクで簡単に三色すし飯ができあがり、牛乳パックの型でひし餅に大変身。桜の花びらは魚肉ソーセージでつくっているので、特別なものを用意する必要も無し。しかも安上がり。ぜひ、ひな祭りにつくってみて下さい」(マイティさん)。


注1 食材代は東京都内にあるスーパーの底値を基準に計算しています。
注2 米や基本的な調味料は材料代に入れていません。