いちサラリーマンが、LINEスタンプで一攫千金を狙う本連載。今回は私が絵を描いている環境について紹介してみたいと思う。

繰り返しになるが、私は絵を描くプロではない。そのため、なんとなくイメージされる、Adobeのソフトが充実したPCとペンタブレット……などといった理想の環境は整っていない。使っているのはiPad(第4世代)とスタイラスペン(Bamboo Stylus duo, 3rd generation)、そして無料のペイントアプリ「ibisPaint X」のみ。これだけでも、けっこう快適に絵が描けるもんです。

Bamboo Stylus duoとibisPaint X

iPadの紹介は不要だと思うので、スタイラスペンとアプリの紹介を少々。まずは「Bamboo Stylus duo, 3rd generation」。ワコムのスタイラスペンで、紙に書く通常のボールペンと画面タッチするためのスタイラスペンがひとつになったものだ。

スタイラスペンと言えば種類も豊富にあり、何かのノベルティでタダでもらうなんていうこともあるが、このBamboo Stylus duoはとにかく使いやすい。ちなみに同じシリーズの第2世代のペンを以前は使っていたが、この第3世代は全く別物だ。ペン先がゴムでなく導電繊維というものを使っているらしく、気持ちいいくらい滑らかに描くことができる。一度これを使ったらもう過去の製品には戻れないと言ってもいいくらいだ。

そしてもうひとつ、なんかかっこいい。ワコムのことは絵を描く人で知らない人はいないと思うが、ペンタブレットには手が出なくとも、ペンだけでもワコム製というだけでそれっぽい気分になれる。気分を高めることができるのは重要なポイントだ。

次はイラストアプリ「ibisPaint X」。とりあえず無料のアプリでなんとかしたいと思い。たどり着いたのがこれ。一部有料部分もあるようだが、無料の範囲でも十分に使える。複数のペン先や色の調整、レイヤー機能、ぼかしツールまで、とりあえず絵を描いてみるという分には全く不自由しない。

そして面白いのが、描いた絵の工程が記録され、後から再生できるという機能。苦労して描いた絵の工程を振り返って見ることができるのは非常に楽しい。ちなみに公式サイトではその機能を利用し、他の人が投稿した絵を見ることもできる。中にはアプリの使い方や上手な絵を描くための方法も投稿されているので、是非参考にしてほしい。

なめたけ
どこにでもいる普通の社会人。酒を呑むよりも呑まれることが増えてきたと感じるものの、特に対策はしていない。絵を描く以外にもバンドを組んでみたりスポーツをしてみたりするが、特に特技もなく、徒然なるままに日々を過ごしている。