「2人きりのデート」に誘おう!
「気になる女性はいるけど、断られるのがコワくてデートに誘えない!」と考える男性は多いようです。
確かに、相手の気持ちが分からない状態でデートに誘うのは勇気がいりますよね。でも、恋愛関係になるためには「2人きりでのデート」は必須。これに誘えなければあなたの恋愛が成就することはありません。
どうすれば意中の女性をカンタンにデートに誘えるようになるのでしょうか。
デートに「余計な意味付け」をしない!
あなたが断られるのを恐れる理由。それはデートの誘いに「余計な意味付け」をしてしまうからです。
まるで告白のような誘い方や、自分に興味があるかを探る誘い方をする人がいますが、こうすると「断られる=フラれる」と考えてしまい、誘うのがコワくなってしまいます。
例えば、一度会っただけの女性に「こないだはあなたと一緒の時間を過ごせて幸せでした。今でもドキドキが止まらず日夜あなたのことを考えてしまいます。もしよければ今度二人きりで食事に行きませんか?」のように誘った場合。
婚活パーティで出会った相手ならまだしも、一度会っただけの相手に対しては重過ぎです。相手にとってもOKすれば「私もあなたに興味があります」と言ってるようなものなので、気軽に答えづらく、断られる可能性が高まってしまいます。
勝負は2人きりのデートをどう楽しませるかであって、デートに誘う段階で「イケるかイケないか」を測るメリットはありません。余計な意味付けをせずに、気軽にデートに誘えるようになりましょう。
断られることを恐れない!
そもそも、「2人きりでデートすること」は恋愛関係に至るための過程であって、ゴールではありません。デートの誘いをOKされたからイケるわけでも、「2人きり」を断られたから即試合終了というわけでもないのです。
たかがデートの誘い、「フったフラれた」という認識にならなければ、一度断られてもまた誘えばいいし、2人きりがムリなら友人を交えて遊べばいいだけです。
どんな形であれ、意中の女性と直接会える機会が得られれば恋愛のコマは進められるのですから、断られることを恐れる必要はありません。
効果的なデートの誘い方3パターン!
効果的なデートの誘い方は、相手との関係値によって変わります。例えば、合コンで初めて出会った女性に好意を持った場合、相手との関係値はざっくり次の3パターンに分けられます。
1.好感を持たれている
合コン中に会話が弾んで、相手も自分に好意を持ってくれているのが分かる場合。
この場合なら、基本的にどんな誘い方をしてもOK。「ご飯食べに行かない?」とふつうに誘うだけでもいいし、多少の「意味付け」をしてもいいでしょう。
例えば、「こないだは◯◯ちゃんと話せてすごい楽しかった! もっとゆっくり話したいから今度は2人でご飯食べにいかない?」のように、好意があることが伝わる誘い方をしても、相手にも喜んでもらえて、二人の距離が縮まるスピードが速まるかもしれません。
2.どちらでもない(フラット)
多くの場合はこのパターンだと思います。合コンは盛り上がったものの、表面的な会話しかしていないのでお互いのことがよくわかっていない状態。好きでも嫌いでもない「フラット」な関係です。
「嫌いではないが大して興味もない」という評価だと、ふつーの誘い方では断られる可能性が高いので、「デートの期待値を高める誘い方」を意識しましょう。
例えば、「渋谷イチおいしいとうわさのイタリアンがあるんだけど、今度一緒に行かない!?ここテレビでも紹介されててかなり人気なんだよね!」 のように、(多少過剰表現でも)そのお店に行ってみたいという期待感を抱かせることが重要です。
日頃から話題性のあるお店やおいしいお店を押さえておくといいでしょう。
3.ネガティブな感触
一番大変なのがこれ。まったく会話が盛り上がらなかったり、酔った勢いで面倒くさい絡みをしてしまったなど、どちらかというとネガティブな印象を持たれているパターンです。
この場合、ふつうに誘うだけではほぼ確実に断られるので、2のように期待値を高めるか、いったん2人きりのデートは諦めて友達を交えて遊ぶかのどちらかにしましょう。
一度は前者でチャレンジしても良いですが、断られたら潔く後者に切り替えます。先に述べたように、2人きりのデートが断られてもそれだけで即「THE END」というわけではありません。
他の友達と一緒でも、「直接会う機会」を得られれば恋愛のコマを進めることはできます。焦らず相手とコミュニケーションをとれる機会を重ねて、丁寧に関係を深めていきましょう。
ここで、最も避けなければならないのは「誘いのメールを無視される」ことです。こうなると先方の心証が分からず、次のコマを進めるための手段を選べません。
デートの誘いを「無視されない」ことは最も重要なポイントと言えます。
無視されないメールの誘い方!
無視されないメール、それはズバリ「断りやすいメール」です。逆説的ですが、断りやすいメールほど相手の返信率は高まります。
曖昧な誘いや告白じみた誘いのように、相手が返事に気を使う面倒くさいメールだと無視される可能性が高まります。断りやすいメールはつまり返信しやすいメールなので、相手も無視するよりは断っておこうという気持ちになり、返信率が高まるのです。
ポイントは、「ストレートかつ具体的に誘う」こと。例えば次のような内容です。
「◯◯ちゃん来週の金曜日あいてる? 渋谷でめちゃめちゃおいしいイタリアン見つけたんだけど、もしヒマしてたら一緒に行かない!? ここテレビでも紹介されててかなり人気なんだよね!」
このように、「具体的な日程」を指定して、「はっきりと」デートに誘いましょう。こうすると、OKの場合は即デートの日程が確定しますし、相手が断りたい場合は「その日は予定あるからごめんね」というウソがつきやすく(断りやすいため)、返信が来やすいのです。
電話とメールどっちで誘うべき?
「デートへの誘いは電話とメールどっちでするべきか」という質問をよく受けます。相手との関係値によりますが、私はメールをオススメします。
電話は相手の時間を強制的に奪うものなので、タイミングによっては出てくれませんし、関係値の薄い相手なら折り返す義理もないので無視される可能性が高いからです。
折り返しがないと再度こちらからかけざるを得ませんが、これを繰り返すとメール以上にしつこい印象を与えます。
まとめ!
連載第6回、第7回にて「美女から恋愛対象と見られるための外見、内面の磨き方」を紹介しましたが、これがクリアできていればどんな相手でも恋愛関係になれるチャンスはあります。
もちろん、最終的にフラれてしまうこともありますが、気になる相手とデートをしながら関係を深めていくことは、それ自体楽しくて幸せな経験となるはずです。気になる人ができたら、断られることを恐れずに気軽にデートに誘えるようになりましょう。
初回デートの楽しませ方を知っておけば、心理的なハードルやプレッシャーもなくなります。次回はこの点について紹介します!
<著者プロフィール>
なべおつ
渋谷で働く営業マン/WEBライター。
「恋愛したけりゃ出会いを増やせ!」をモットーにナンパを薦める現役営業マン。個人ブログ「渋谷で働く営業マンのナンパ日記」にてナンパや恋愛のテクニックを紹介。柔らかいブログデザインとイラストによって、低俗に見られがちな「ナンパ」のイメージを一新。恋愛だけでなく、仕事にも活かせるコミュニケーション術として話題に。
渋谷で働く営業マンのナンパ日記 http://nanpatalk.hatenablog.com/