春は出会いの季節。異動で別の部署に配属になったり、新たなお客様の担当になったりして、たくさんの人との出会いが訪れる季節ですね。
さて、今回はいつも使っている文房具を少し見直すだけで、出会った人に対するあなたの印象がグッと良くなる方法を3つご紹介します。
■少しだけ良いボールペンに変える
何かをメモしているときの手元って、結構見られています。最近は100円程度で買える透明軸のボールペンでも書き味のいい製品が随分増えましたが、手元の印象が良くなるボールペンも是非1本用意しておきましょう。
特にお客様に契約書などの書類を書いてもらうような場合は安っぽく見えないボールペンを1本持っておくと重宝します。1本数千円~数万円のボールペンもいいですが、実は数百円~千円程度でも安っぽく見えないボールペンを買うことができるんです。
私がオススメしたいのはコストパフォーマンスが非常によいゼブラのボールペン「スラリ300」。値段は300円(税別)ですが、マットなボディカラーで高級感があります。インクも油性のしっかりした手ごたえと、ジェル(水性)のさらさらした軽さを兼ね備えたエマルジョンインクで書き味抜群です。
取引先でメモをとるときも良質な印象を与えるボールペンで信頼感をゲットしましょう。
■ノートにはこだわりのカバーをかける
ボールペンと同様に意外と見られているのがノート。打ち合わせや商談の際、メモをとるために仕事ノートを使用する方が多いと思いますが、会社の備品のノートをそのまま使っていませんか? せっかくよいスーツを着て、ピカピカな靴を身につけているなら、是非ノートにもこだわりの服を着せてあげましょう。
最近は機能的かつおしゃれなノートカバーが増えています。サイズも豊富なので、一度自分のノートに合うカバーがないか文房具売り場に探しに行ってみては。
私のオススメはコクヨの「SYSTEMIC(システミック)」(2,000円~/税別)。最近発売されたリングノートタイプは、合皮ではあるものの落ち着いた色合いでビジネスシーンにもぴったりです。
■普通のクリアファイルを卒業
書類を持ち運ぶときや保管するときに便利なクリアファイル。最近はロゴや広告物をいれたノベルティとしても使われることが多いアイテムです。
会社の備品として用意されている普通のクリアファイルを使うのもいいのですが、ここにも好感度を上げるチャンスが。気合いの入った提案書や大切な契約書は、受け取り手の大切なお客様と同じように丁寧に扱ってみみませんか?
オススメはヤマサキデザインワークスの「ドキュメントホルダー」(5,000円/税別)。上品なたたずまいにも関わらず、ランドセルに使われる軽くて強い素材でできていて機能的です。
また、書類のはみ出しを防止する留め具は、大切な書類を傷めない構造。ファスナーは使われておらず、まるでがま口のように素材が交差して優しく中身を守ります。
書類の管理を少し工夫するだけで、あなたの印象がグンとアップ。評価も上がるかもしれません。
ペンやノート、クリアファイルなど誰もが使うアイテムだからこそ、少し気を配るだけで"デキる"印象を与えることができます。周りと差をつけたいなら、まずはこの3つから始めてみましょう!
【今回紹介した文具】
ゼブラ「スラリ300」
コクヨ「SYSTEMIC(システミック)」
ヤマサキデザインワークス「ドキュメントホルダー」
たかたく
文房具の魅力を発信するウェブマガジン「毎日、文房具。」代表 兼 編集長/文房具・手帳アドバイザー。仕事では最先端のITを扱っていながら意外にもアナログ大好きで文房具・手帳が好き。日本の文房具の素晴らしさを日本中、世界中に伝えることをライフワークとしている。文房具アドバイザー・手帳アドバイザーを名乗り(自称)ぴったりな文房具や手帳を提案することができる。雑誌・新聞等の文房具特集への掲載多数。手帳はジブン手帳miniを愛用。