NTTドコモは11月2日、VRを活用して、海外旅行先で実際に会話をしているような感覚で、外国語を聞いて話して覚えるサービス「旅会話トレーニングVR」を開発したと発表した。

同サービスは、自分の話したい言葉をスマートフォンに話しかけることで、外国語に翻訳したものがディスプレイに表示され、翻訳された外国語を聞いて発音の練習ができるもの。

自分の外国語の発音が相手に伝わっていない場合は相手が聞き返してくるなど、会話の中で発音の確認も可能。バーチャルキャラクターが会話を続けてくれるため、実際に海外旅行先で外国人と会話をするような感覚で、外国語の会話・発音を学ぶことができる。

スマートフォンのみで利用できるモードのほか、ヘッドマウントディスプレイを利用するVRモードにも対応しており、臨場感のある会話を体験できる。

翻訳言語は日本語から英語・スペイン語に対応しているほか、対応機種はAndroid 7.0以上のスマートフォンとなっている。VRモードはGoogleのVRプラットフォーム「Daydream」に対応した機種で利用可能。2018年1月下旬に一般ユーザーへのトライアル提供を予定している。

「旅会話トレーニングVR」の利用イメージ