VAIOは21日、15.5型ノートPC「VAIO S15」新モデルを発表した。ビジネス用途を意識し、現行モデルから基本性能や通信機能を強化した。同日から予約開始し、29日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は税別172,800円前後。店頭モデルのカラーはブラック、シルバー、ホワイトで、カスタマイズモデルではピンクも選択可能。

VAIO S15

光学ドライブを備えた15.6型ノートPC。前モデルからCPUやストレージを強化し、新たに第7世代Intel Core H型番プロセッサや、第三世代ハイスピードSSDなどを搭載する。通信面では、新たに11ac規格に準拠。複数の端末を接続した時でも速度の低下を防ぐMU-MIMO技術も搭載している。また、ビジネス利用を意識し、左側面にセキュリティーロックを設けた。

液晶は上下左右各85度の広視野角で、1,920×1,080ドットのフルHD解像度。アンチグレア仕様で、ベゼル部にシボ加工を施し反射を抑えた。タッチ機能には非対応。

ブラック

ピンク

シルバー

ホワイト

キーボードは19mmピッチのテンキー付き日本語キーボード。滑らかな操作性を持つ高精度タッチパッドを採用し、クリックボタンは独立型となる。

キーボード面。同時発表された11.6型/13.3型モデルでは指紋認証センサーを備えるが、VAIO S15では非搭載となる

個人向け標準仕様モデル

量販店などに並ぶ、個人向け標準仕様モデルの主な仕様は、OSがWindows 10 Home 64bit、CPUがIntel Core i7-7700HQ(2.80GHz)、チップセットがIntel HD Graphics 630、メモリが8GB、ストレージが1TB ハイブリッドHDD、液晶が15.5型ワイド(1,920×1,080ドット)、光学ドライブがBDXL対応ブルーレイドライブなど。

通信機能は、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応有線LAN、IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1。

インタフェースは、USB 3.0×3(うち1基は給電機能付き)、SDカードスロット、D-Sub、HDMIなど。W380.3×D260.8×H25.1mm、重量は約2.5kg。バッテリ駆動時間は約5.2時間(JEITA 2.0)。

カラーはブラック、シルバー、ホワイトの3色。店頭予想価格は税別172,800円前後。

カスタマイズモデル

カスタマイズモデルでは、Core i5/Core i3プロセッサや、第三世代ハイスピードSSD(PCIe)、SSDとHDD/ハイブリッドHDDのデュアルドライブ構成なども選択できる。また、本体カラーにピンクを選択可能。最小構成価格は税別89,800円。