トランスコスモスと電通デジタルは9月13日、デジタルマーケティングの支援サービス強化を目的として、業務提携を行うとともに、新会社「電通デジタルドライブ」を設立したことを発表した。
両社はデジタルマーケティング支援業務のバリューチェーン構築を目的とした業務提携を実施し、電通デジタルの強みである、電通グループ内のマーケティング手法を結集・高度化した"人"基点の統合フレームワーク「People Driven Marketing」の活用によるプランニングと施策開発力と、トランスコスモスの強みである、デジタルマーケティング運用における業務設計およびオンサイトとニアショア・オフショアセンターを連携させた大規模運用の豊富な実績などを融合させることで、クライアント事業の成長を支援していくとしている。
また、新会社の共同運営を通じて、デジタルマーケティングツールを活用したモデル構築や運用の業務標準化等におけるパターンの開発、AIや認知技術を活用したRPA領域における新規サービス開発にも取り組んでいく。
なお、新会社の資本金は5000万円で、出資比率は電通デジタル51%、トランスコスモスが49%。営業開始は10月1日を予定している。