トッパン・フォームズは9月12日、タカヤの協力を得て、バッテリーレス電子ペーパーラベルの表示書き換えの高速化を実現したことを発表した。

同社の電子ペーパーラベルは、無線通信で表示情報の書き換えができ、紙のラベルのように都度物理的に貼り替える必要がなく、コンテナなどに貼り付けたままでの運用が可能。そのため紙ラベル費用の削減だけでなく、貼り替えにかかる人件費の削減や貼り替えミスによる損失発生の防止も実現する。これまでに、製造業を中心に採用されてきた。

昨今では、電子ペーパーラベルの需要が高まる一方、表示の書き換えを高速化し、コンベヤー上で移動しながらコンテナなどに貼った電子ペーパーの表示を書き換えたいという、顧客の要望が増加。

そこで、内部データ処理の高速化や駆動波形の短縮など電子ペーパーラベルを改良し、RFIDリーダー・ライターで知見を持つタカヤが、移動する電子ペーパーラベルへの給電・交信に特化した設計の長尺アンテナ(型番TR3-LA7412、サイズW758×H180×D33mm)を新規に開発するに至った。

これらの組み合わせ使用により、動くコンベヤー上で移動している電子ペーパーラベルの表示書き換えが毎分20mの速度で可能となったという。

これにより、これまでのようにコンベヤーの速度を落としたり、止めたりする手間が不要に。企業内物流や流通仕分けなどを中心に幅広い用途でバッテリーレス電子ペーパーラベルの利用増が期待される。