コンピュータエンターテインメント協会は8月29日、ゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2017」の開催に伴い、「ゲーム開発者の生活と仕事に関するアンケート調査 2017」の速報データを公開した。

同調査は商業ゲーム開発に携わっている開発者やスタッフを対象としたもので、有効回答数は1936件。

2016年の平均年収は、539.15万円だった。プラットフォーム別では、VR/ウェアラブル端末に関わる人が642.89万円と最も高く、これに、携帯型ゲーム機(601.66万円)、その他(592.40万円)、業務用ゲーム機(580.63万円)が続いている。

2016年の平均年収 資料:ゲーム開発者の生活と仕事に関するアンケート調査2017

2016年の平均年収(プラットフォーム別) 資料:ゲーム開発者の生活と仕事に関するアンケート調査2017

1週間当たりの通常期の平均就業時間は38.39時間、繁忙期の平均就業時間は50.02時間という回答が得られた。平均就業時間はどのプラットフォームにおいてもほぼ同等であり、違いが見られなかった。

1週間当たりの就業時間(通常期) 資料:ゲーム開発者の生活と仕事に関するアンケート調査2017

1週間当たりの就業時間(繁忙期) 資料:ゲーム開発者の生活と仕事に関するアンケート調査2017