島津製作所は7月19日、ガスクロマトグラフ「Nexis GC-2030」およびヘッドスペースサンプラ「HS-20/HS-10」をアジレント・テクノロジーの玄間とデータシステム「OpenLAB CDS」による制御に対応させるためにバージョンアップした「島津GCドライバ」の販売を開始したと発表した。価格は15万円(税抜)。

ヘッドスペースサンプラ「HS-20」を接続したガスクロマトグラフ「Nexis GC-2030」

これにより、Nexis GC-2030からGC-2014/GC-2010 Plus/GC-2010までのガスクロマトグラフと、HS-20/HS-10、オートサンプラ「AOC-20」シリーズの組み合わせによる多彩なシステムがOpenLAB CDSにて制御可能となる。

なお、同社はドライバのバージョンアップに伴い、幅広い顧客が装置を導入しやすくなることを見越し、5月より販売開始したNexis GC-2030の展開を進めていく考えだ。