メジャースは6月7日、クラウド型イベント管理システム「Event Cloud Mix(イベント クラウド ミックス)」をサービスリリースしたと発表した。

昨今、「ワークライフバランス」の実現や「働き方改革」といった労働環境の見直しによる生産性向上が求められているが、イベントの作業現場では事前準備から事後までにかけての煩雑な作業に追われ、生産性の低下を招いている現状があった。特に関係者間での情報コミュニケーションやツールの多さが課題となり、専門知識の成熟だけでなくヒューマンエラーなども大きな要因となっていた。

今回同社は、創業期からマーケティング施策としてのイベントプロデュースを実施してきた実績を生かし、容易な操作で利用できるシステムを開発。

同サービスでは、イベントをクラウド上でひとつのプロジェクトとして、関係者間のやりとりや当日の受付、収集した情報の共有までを一元管理に加え、来場者のリアルタイム管理による情報コミュニケーションなど、100以上の機能を含んでいる。

そのほかにも、オリジナルのイベントアプリやイベントサイトの作成などが、システム内での作業を完結できるため、多くの工数がかかっていたイベント管理が容易になる。また、API連携により現在利用しているマーケティングオートメーションや名刺管理システムなどのシステム間連携も可能だ。

提供価格は、初期費用が無料、月額9800円(税別)から。イベントの開催枠や情報を共有する関係者の数によって、料金プランが変動する。