クラスメソッドは6月6日、iOS/Androidモバイルアプリ開発事業におけるスポット対応のモバイルアプリ支援サービスを開始する。

企業のマーケティング活動やショップ運営において、モバイルアプリは必須チャネルとなっている。その一方で、OSアップデートやUI設計、サポートなどの運用をインハウスで行うにはコストがかかるほか、Apple Payなどの決済機能やBLE通信を駆使したIoTデバイスとの連携といった最新機能を駆使するアプリ開発には新技術のキャッチアップが不可欠だという。

こうした実情から、クラスメソッドでは従来のトータル開発に留まらない多様な技術支援をサービスとして提供することを発表。プロトタイプ作成や既存アプリの機能・デザイン刷新といったスポット対応、アプリ管理の引き継ぎやサポート改善などの運用支援を個別メニューとして新たに展開し、顧客の課題解決に努めていく。

今回のモバイルアプリ支援サービスでは、5サービスを展開する。「OSアップデートサポート」では、言語の更新から人気機能のリプレースまで、iOS/Androidで行われるOSの大型バージョンアップを支援する。提供価格は20万円。

「モバイルアプリ独自の機能実装」では、顧客アプリへのプッシュ通知、BLE対応、モバイル決済などのアプリ独自機能の提案・実装を支援する。提供価格は50万円。

「UI/デザインサポート」では、高品質なユーザビリティと顧客のブランドコンセプトに沿ったデザインを両立させたモバイルアプリのUIを提案・制作する。提供価格は30万円。

「モバイルアプリ開発コンサルティング」では、顧客の事業戦略に沿った、アプリの企画参画・デザイン・開発・リリース・運用まで各フェーズごとにトータルサポート。顧客ごとに適した提案をしていく。提供価格は30万円。

「アプリ運用支援」では、アプリ上で展開する顧客のビジネスを円滑にするべく広範囲のサポートを実施。ツール支援、FAQ作成やカスタマーサポートのガイダンス、掲載コンテンツの登録代行など、アプリ開発外の「人員」「時間」コストを最大限に削減する。提供価格は、初期費用が100万円、月額30万円。

また、上記のメニューに加え、従来より提供しているモバイルアプリケーションのトータル開発サービスや、15分でモバイルアプリを制作可能なAPIプラットフォーム「カスタマーストーリーモバイル」などを引き続き提供していくという。