カルロス・ゴーン会長が三菱自動車国内拠点を初視察-開発車両も公開

19日、カルロス・ゴーン会長による三菱自動車工業(以下、三菱自動車)・岡崎製作所/技術センターの視察が実施された。ゴーン会長が国内の三菱自動車の開発拠点を視察するのはこれが初となる。

カルロス・ゴーン会長

視察中は、ASEAN地域で2017年秋ごろ発売予定の小型MPV(ミニバン)を含む新車両3台の試乗が行われた。これらの車両について、ゴーン会長は「十分に競争力のあるものだと感じた。運転性能、内装レイアウトも素晴らしく、燃費も良好で、エンジンにパワーがあった」とコメント。今回ゴーン会長が試乗した車種のうち1台は、将来的に日産に対して派生車の供給が行われるという。

岡崎製作所内のテストコースで試乗が行われた

燃費偽装問題の影響で三菱自動車の国内での販売台数が低迷している中、岡崎製作所の存続の是非が注目されているが、ゴーン会長は「岡崎製作所は重要な拠点であり、また三菱自動車は潜在力を持っている。生産能力が(現在において)過剰かどうかということではなく、将来的な生産能力を考える必要がある。水島工場と岡崎製作所、ふたつの工場のアライアンスの中での位置づけを見るとまだまだ向上の余地があり、そういった意味で将来的なリスクはない」と語り、三菱自動車の東南アジア市場での優位性が今後のルノー日産アライアンスの成長に不可欠であるとも付け加えた。

ASEAN地域で発売予定の小型MPV(ミニバン)(左)のほか、ミニバン「デリカ」の開発車(右)の試乗も公開された

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