あやべビューティークリニック福岡(福岡県福岡市)はこのほど、「日本三大美人」に関する意識・実態調査を実施、結果を公表した。
同調査は3月1日~2日、「日本三大美人」と言われる秋田県・京都府・福岡県在住の20~40代女性300名(各地域100名、地域・年代別均等割付)を対象に、インターネット調査にて実施されたもの。
事前調査で全国1,647名に「"日本三大美人"と聞いて思い浮かべる都道府県」を聞いたところ、秋田県・京都府・福岡県がトップ3となった。そこで今回は、秋田・京都・福岡の女性の美容に対する意識を調査し、その実態を比較した。
まず、「自分の住んでいる地域(地元)に美人が多いと思うか」を聞いたところ、「そう思う」と回答した割合は秋田79%、京都36%、福岡82%となった。秋田と福岡では8割前後が「美人が多い」と考えているのに対し、京都では4割未満にとどまる結果となった。
それぞれ理由について聞いてみると、秋田、福岡では「周りの友達や知人が綺麗な人が多い。肌の質などが違う」(秋田・28歳、「そう思う」と回答)、「若者の街で、美人が多いと聞くし、出身芸能人も多いから」(福岡・35歳、「そう思う」と回答)といった回答が寄せられた一方、京都では「町中でも2度見するような人はいない」(京都・33歳、「そう思わない」と回答)と身内に厳しい意見も見られた。
地元が「三大美人」の地域といわれていることに対しどう考えているのかを聞くと、「プレッシャーである」と答えた人はそれぞれ秋田37%、京都12%、福岡18%だった。京都、福岡では1割台にとどまっているのに対し、秋田では4割近くがプレッシャーを感じている結果となった。
どのようなときにプレッシャーを感じるのか詳しく聞いてみると、「テレビで"秋田美人をさがせ"のようなロケ番組を見たとき」(秋田・24歳)、「修学旅行生が美人探しをしながら"全然いない"などと文句を言っているとき」(京都・48歳)、「福岡だというと、"やっぱり美人が多いんでしょ? 合コンもレベル高そう"と言われるので何となくプレッシャーを感じる」(福岡・29歳)と、さまざまなシチュエーションがあげられた。
また、自身の顔の中で「気になってはいるものの、ケアしきれていないポイント」を聞いてみたところ、各地域とも1位は3割前後(秋田28%、京都31%、福岡27%)が選んだ「肌」という結果に。目や鼻などの他のパーツを大きく上回った。
そこで、改めて全員に肌悩みがあるかどうかを聞いてみると、秋田87%、京都83%、福岡81%と全地域で8割を超えた。さらに、「肌悩みがある」と答えた人に悩んでいる点を具体的に聞いてみたところ、全地域で「シミ・そばかす」が1位(秋田60%、京都54%、福岡61%)となった。地域ごとの差がもっとも出たのは「大人ニキビ」で、京都37%、福岡40%と2地域では約4割が悩んでいるのに対し、秋田は21%にとどまった。
3県の女性に美容にかける金額(年間)を聞いてみると、平均は秋田5万65円、京都6万2,964円、福岡7万1,196円となり、秋田と福岡では2万1,131円の差が見られた。ちなみに、福岡の美容費に関するコメントとしては、「美人が多いと思う理由」の中に「元々美人な人も多いかもしれないが、美容に手間やお金をかけて、きちんとケアをされている方が他県より多いと思う」(福岡・29歳)という意見もあった。