小田急電鉄は28日、高見沢サイバネティックスが開発を進めてきた昇降バー式ホーム柵の実証実験に協力すると発表した。夏頃から小田原線愛甲石田駅にて実証実験を開始する予定で、愛甲石田駅上りホームに昇降バー式ホーム柵を小田原方から3両分設置する。検証期間は2018年3月までとなっている。

実証実験を行う昇降バー式ホーム柵のイメージ

この昇降バー式ホーム柵は、従来のホームドアの部分を昇降式のバーに替えた方式のもので、低コストで設置できるメリットがあるという。その実用化に向け、国土交通省鉄道局の鉄道技術開発費補助金を受けて実証実験を行うことになった。愛甲石田駅での実証実験では、安全性・耐久性・視認性などが確認される。