アイドルグループ・Sexy Zoneの佐藤勝利と女優の橋本環奈が15日、都内で行われたW主演の映画『ハルチカ』(3月4日公開)の初日舞台あいさつに、市井昌秀監督とともに登場した。

左から市井昌秀監督、橋本環奈

原作は、累計55万部を記録している小説家・初野晴による同名シリーズ。幼なじみの上条春太(ハルタ)と穂村千夏(チカ)が、高校内で起こるさまざまな事件を解決しながら、弱小吹奏楽部のメンバーを集め、コンクール出場を目指す様子を描く。

初の映画出演だった佐藤は、「映画が公開していることを味わうのも初めてなので」と照れながら、「チケットが今、ケータイでも買えるじゃないですか。たまにどれくらい(売れてるのか)上映の20分前くらいに見てみて。『めっちゃ埋まってるじゃん』って思いながら。ちょっと気になったりもした」と意外な行動を明かした。

また前売り券の一種である”ムビチケ”を「Sexy Zoneのメンバーにあげた」と語り、「数に限りがあったので、僕の家族の分もあったので1人1枚って言ったんですけど、マリウス(葉)くんだけは4枚欲しいということで、4枚だよ~って言ったら『ありがとう』って言われました」とエピソードを披露した。

「メンバーも見てくれてる」という佐藤は、「感想もくれたりして。すごいよかったって言ってくれた」と喜び、「いろんな人に映画を見て欲しい」と願いを込めた。

舞台挨拶には、2人そろって劇中の制服姿で登場した。佐藤は「今日はハルタになってみました。黒髪にして制服を着て」とにっこり。「あまり言ってなかったんですが」と前置き、「ハルタは普段の僕の髪の分け目と違って。気づきました?」と問いかけると、観客がうなずく様子に「気づいてたんだ!」と驚いていた。高校を卒業したばかりの橋本も「もう制服着る機会も少なくなるかなと思ってたけど、すぐ制服着たなと思った」と笑顔を見せた。