NTTドコモは3月1日、横浜市と共同でチャットボットを利用した「イーオのごみ分別案内」の実証実験を3月6日から実施すると発表した。
「イーオのごみ分別案内」は、横浜市資源循環局ホームページ上にある、ごみと資源の分別方法を検索できるシステム「MIctionary」の大量の情報の中から、利用者が求める情報を簡潔に提示することを目的としたサービス。イーオは、「ヨコハマ3R夢!」のマスコットキャラ。
同サービスでは、ごみと資源の分別方法や粗大ごみの処理手数料などに関する利用者の質問とその回答が、チャット形式で表示される。
従来の「MIctionary」では、利用者の入力する検索ワードに部分一致するすべての情報を提示しているため、検索ワードによっては多くの検索結果から利用者が回答を探す必要があった。
今回、ドコモが開発した「Repl-AI」を活用し、大量の情報を対話形式に再構成するとともに、利用者の入力ワードに合致する回答を適切に絞ることで、これまでより効率良く必要な情報を得ることが可能となった。
実証実験では、「Repl-AI」を活用した「イーオのごみ分別案内」チャットボットサービスを、横浜市が運営する資源循環局ホームページ上にて行い、サービスの実用化に向けた検証を実施する。
実施期間は2017年3月6日から2017年6月下旬まで(予定)。