ビット・トレード・ワンは1日、Raspberry Piに取り付けることでGPSロガーとして使用できる拡張ボード組み立てキット「GPSCAP」を発表した。2月15日から発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は4,980円前後(税別)。

GPSCAPの基板

GPSCAPは、Raspberry Piに取り付けてGPSロガーとして機能する拡張ボード組み立てキット。2月15日発売「ラズパイマガジン 2017年4月号」との連動企画になっており、同号には本製品を製作するための基板が付属。これを使ってGPSロガーを組み立てる。別ラインナップとして組立済み製品も用意。こちらの店頭予想価格は6,480円前後(税別)。

Raspberry Piと重ねた状態

GPS衛星から、UTC 日付、UTC 時刻、緯度、経度、高度、捕捉衛星数、速度などの情報を得ることができ、測位データを記録したファイルはGoogleマップなどに取り込んで経路確認などに使用可能。

本体サイズは「Raspberry Pi」の純正ケースにピッタリ納まるサイズで、セットできる対象モデルは「Raspberry Pi Model B+ / 2B / 3B」など。サンプルプログラムとして、手軽に拡張基板を制御できるシェルスクリプトとPython用を用意。測位データの取得、LCDへの文字表示、LED発光、スイッチの読み取りなどを制御できる。GPSモジュールには「GAM-2107-MTR」を使用。本体サイズはW65×D56×H15mm、重量は約30g。