ジーニーは1月18日、マーケティングオートメーションプラットフォーム「MAJIN(マジン)」において、アプリPUSH通知機能を追加したと発表した。

「MAJIN」は、スマートフォン向けプッシュ通知サービスを元に開発した、新型マーケティングオートメーションプラットフォーム。Webブラウザに加えて、アプリからの集客から販売促進までのデータを一気通貫で分析し、データドリブンのマーケティングを実現する。

アプリPUSH通知機能のイメージ

今回、ジーニーが2015年8月に事業譲受し、改良・提供してきたスマートフォン向けプッシュ通知サービス「Fello」を活用し、新たにMAJINアプリPUSH通知サービスを開発・提供開始する。

MAJINアプリPUSH通知サービスは、iOS/AndroidのネイティブアプリにMAJIN SDKを組み込むことで容易にプッシュ通知を配信でき、ユーザーのアプリ起動率を高め、継続的な利用を促進する機能。

MAJIN SDKは、カスタム属性の送信にも対応しており、送信されてきたカスタム属性をもとにアプリユーザーの属性値に応じてプッシュ配信セグメントを作成することができる。

加えて、プッシュ配信予約APIの提供を開始し、特定アプリユーザーへの個別メッセージ配信予約など、アプリ内での動作を起点に単発で配信予約を行うことも可能となる。

なお、1月13日には、利用企業は複数の広告効果を分析・評価することが可能となるアトリビューション機能をMAJINに追加したと発表している。

MAJINでは今後も、AIを活用した広告運用機能の精度向上やアプリ向け機能の拡充をはじめ、幅広い企業のマーケティング課題を解決する新機能の追加、サービス向上に努めるとしている。