オンキヨー&パイオニアイノベーションズは、米国ラスベガスの「CES 2017」にて、ハイレゾ対応スマートフォンを参考出品した。価格や発売時期、導入地域などは現在検討中としている。

オンキヨーの高音質スマートフォン

参考出品するのは、オンキヨーの高音質技術を投入したAndroidスマートフォンだ。サイズは5インチで、2基のSIMスロットを装備。開発には富士通コネクテッドテクノロジーズが協力している。

業界最高水準のDAC・アンプやこだわりの回路設計を採用し、ハイレゾ音源のほか、CDリッピング音源、圧縮音源、ストリーミング音源も高音質化するとうたう。DACは2基搭載し、バランス駆動に対応。ハイレゾファイルはFLAC、WAV、DSD、MQAをサポートしている。

スマートフォンらしく、スピーカーやマイクも内蔵。カメラは、1,600万画素のリアカメラと800万画素のフロントカメラを搭載している。また、microSDカードスロットを装備しており、ストレージ容量は最大384GBとなる(プレスリリースでは内蔵ストレージ容量が不明だが、最大256GBのmicroSDカードと、128GBの内蔵ストレージを合わせて最大384GBではないかと思われる)。