インテージは12月27日、ドコモ・インサイトマーケティングが提供する「モバイル空間統計」のデータを用いて分析した、 2016年の元日から3日における明治神宮・浅草寺の滞在者の傾向を発表した。
「明治神宮」「浅草寺」両エリアの来訪者数について、 時間帯別の推移を分析したところ、3日間すべてにおいて、 8時以降に来訪者数が増え始め、 14時にピークを迎えたという。いずれの日も、 午前中よりも正午過ぎからのほうが混雑することがわかったという。
また、 日別に見る各時間帯の来訪者数は、 元日よりも2日、 2日よりも3日のほうが多くなっている。 この傾向は明治神宮と浅草寺それぞれのデータで見ても同じであり、 混雑を回避して参拝するなら、 元日の10時前が比較的よいことがうかがえるとしている。
同社は両エリアへの来訪者の居住地の違いについても分析。その結果、東京23区からの来訪者はほぼ同じ構成比だが、 「明治神宮」は東京都下(東京23区以外)や神奈川県から、 「浅草寺」は埼玉県・千葉県からの来訪者が比較的多い傾向にあることが明らかになった。