デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)は12月6日、米国3D Systemsの日本法人であるスリーディー・システムズ・ジャパン(3D Systems)と「3Dプリンタを用いた経営改革」領域における協業を開始すると発表した。今回の協業では、両社それぞれの強みを組み合わせた共同ソリューション「3Dプリンター適合性診断プログラム」を開発し、同日より提供を開始する。

「3Dプリンター適合性診断プログラム」は、オペレーション変革、ビジネスモデル変革の梃子となる3Dプリンタを保守・アフターマーケット分野で導入する場合の技術面・オペレーション面での適合性を評価し、適合の可能性がある商品・部品について実証検証を通じたスピーディーな実運用立ち上げの支援するプログラム。また、3Dプリンタがもたらす金型レス化や供給リードタイム削減など導入効果の試算を行い、アジャイル型アプローチで迅速に立ち上げる事により、戦略始動速度を大幅に高めるとする。

同プログラムについてDTCは「主に製造、物流業界の日系企業における3Dプリンターを用いた経営改革による収益性の向上によりエクスポネンシャル(指数関数的)な成長を支援します」と説明している。