ルフトハンザドイツ航空では現地時間の11月23日より、パイロットが所属する労働組合「Vereinigung Cockpit(VC)」によるストライキが行われており、29日と30日においてもドイツ発便で一部欠航が予定されている。
29日はドイツ発の短距離線が欠航対象で、長距離線は通常通りの運航となる。予定されている全3,000便の内816便を欠航し、約8万2,000人の乗客に影響が出る見通し。30日は長距離線も対象となり、全3,000便の内890便が欠航、約9万8,000人の乗客への影響を予測している。今回のストライキは23日より実施されており、欠航便は計4,461便、累計で52万5,000人以上の乗客に影響が及ぶことになる。
今回のストライキはルフトハンザドイツ航空の旅客便が対象で、グループ会社(ユーロウイングス、ジャーマンウイングス、スイス・インターナショナル・エアラインズ、オーストリア航空、エア・ドロミティー、ブリュッセル航空)はドイツ発着便を含めて通常運航をしている。
ルフトハンザドイツ航空は現在、ストライキ対象便を予約していた人に対し、無料での予約変更を受け付けている。また、ストライキの影響を受けた日のうちに、スイス・インターナショナル・エアラインズやオーストリア航空、ブリュッセル航空が運航するドイツ発着便への変更にも対応している。詳細はホームページを参照。