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fossBytesに11月9日(米国時間)に掲載された記事「How To Build A "USB Password Generator" To Create And Enter Passwords Automatically」が、ATtiny85をベースに多少の工作とプログラミングを実施して、パスワードの生成とパスワード入力を自動的に実施するUSBデバイスを開発する方法を伝えた。このUSBメモリを模したデバイスを差し込むことでパスワードの自動入力を実施できる。

アイディアの中心はATtiny85を使ってUSB HIDキーボードのように振る舞うデバイスを開発するというもの。簡単な回路図や開発の方法は、Joonas Pihlajamaa氏のブログ「Code and Life - Programming, electronics and other cool tech stuff」にまとまっている。

同氏は業務の関係で定期的にパスワードを変更する必要に迫られ、この作業を簡単にするためにこのデバイスの開発を思いついたと説明している。パスワードはEEPROMに保存され、自動的に利用される。CAPS Lockキーを4回連続で押すとパスワードが自動的に再生成されると説明がある。

定期的にパスワードを変更することにはセキュリティ上の効果があると考えられており、ユーザーに対して定期的にパスワードの変更を強要するシステムを運用している組織もある。ただし、こうした運用に対し、ユーザーは覚えやすいようにパスワードを変更することになるため、逆にセキュリティ上好ましくないとする調査報告もある。