Eコマース関連の調査を行うSlice Intelligenceのレポートによると、新しいMacBook Proの発売から5日間の米国での売上高が、2015年4月の12インチMacBook発売時の7倍以上に達した。
Slice Intelligenceは、オンラインで買い物をする440万人以上のパネルから得たデータを分析したレポートを提供している。同社の調査では、MacBook Proはわずか5日間で、MicrosoftのSurface Book(2015年10月発売)など競合するノートPC製品の累計売上高を上回った。12インチMacBookの累計売上高には及ばないが、それでも78%になるという。
長くMacBook Proの刷新が行われなかったため、2014年にAppleのノートPC製品を購入した人の約40%が、その後にノートPCを新しくする際にDell、ASUS、AcerなどApple以外のブランドを選択していた。そうした新しい機能やデザインを求めるノートPCユーザーを、新しいMacBook ProはAppleに引き戻しているとSliceは指摘している。
新しいMacBook Pro購入者の男女比は、女性が20%、男性が80%。これはオリジナルApple Watch発売直後にアーリーアダプタ層が購入していた時と同じ比率だという。