米Appleは27日(現地時間)、同社製品のアクセシビリティに関するページを新たに公開した。視聴覚や身体に障がいのある人をサポートする各種の機能がOS別に紹介されているほか、アクセシビリティ対応のための開発者向けの情報、ユーザーガイドなどもまとめられている。

Apple製品のアクセシビリティに関するWebページを公開

同日開催された発表会にて冒頭に上映されたショートムービーは、様々なシチュエーションでこれらの機能を活用し、iPhoneやMacを生活の中で役立てる人々の姿を映したものだった。

音声ガイドで写真を撮影する、FaceTimeを使って手話で会話する、窓まで歩かずにブラインドを上げる……そしてこのムービーは手を使わないコンソールを用いてMacで編集されていた、という内容

上映後に登壇した同社CEO ティム・クック氏は、同社製品の各OSおよびサードパーティー製アプリケーションについて、アクセシビリティの情報をまとめたページを新たに公開したことを発表した。

OS別に各種のアクセシビリティ機能を紹介

サポート情報や開発者向けの情報(英語)などの関連情報をまとめたページも

クック氏はこれについて、「テクノロジーはあらゆる人々にとって活用できるものであるべきです。このWebサイトがこうした機能を使う世界中の人々にとって大きな助けになることを望んでいます」と述べた。