NTTデータは10月6日、オープンイノベーションを通じて新たな金融関連サービスを創発することを目的とした「BeSTA FinTech Lab」を立ち上げた。

BeSTA FinTech Labは、NTTデータが多数の地方銀行に提供する基幹系アプリケーション「BeSTA(ベスタ)」を利用する地方銀行に対し、オープンイノベーションの取り組みをサポートするもの。

同Labの立ち上げに際しては、まずNTTデータ地銀共同センター参加行へのサービス提供を開始する。これまでにない新たなサービスを継続的に生み出す専門集団として、トライ&エラーにより顧客の求めるサービスを実現すべく、NTTデータの人材やネットワークを生かし、ITベンダーやベンチャー企業と積極的な連携を推進する。

また、地方銀行にとどまらず他業態(流通、製造など)企業を含めた多様な組織との交流・連携の場の提供、共同ワークスペース(開発環境、Labオフィス)の提供、専門人材による経営支援・アドバイスなどを通じて、ベンチャー企業が新しい金融サービスを創出する支援を実施する。

「BeSTA FinTech Lab」イメージ

同社では、2016年度下期中に、Labオフィスの立ち上げ、開発環境の構築・提供を予定している。