オムロンヘルスケアは10月4日、スマートフォン向けの健康管理アプリ「OMRON connect」の提供を、11月1日から開始すると発表した。

同アプリは、iPhone/Android対応の無料のスマートフォン向け健康管理アプリで、血圧や体重など同社の健康医療機器で測定したバイタルデータを管理し、Appleの健康管理アプリ「ヘルスケア」などの他社アプリやサービスと連携することができるというもの。グローバル展開のアプリとして、4月に台湾と中国でサービス開始以降、6月にはオーストラリア、8月にはヨーロッパ、9月にはシンガポールやタイなどでサービスをスタートしていた。

また同社は、サービス開始に合わせて、同アプリに対応した通信機能付き血圧計を11月に発売。今後は、活動量計や体重体組成計など、対応商品やアプリ連携先の拡大をはかり、利用環境を充実させていきたい考えだ。

さらに、健康保険組合や自治体、企業など集団での健康管理にも利用できるよう、同アプリのSDK/APIを公開することで、多様なコンテンツプロバイダがアプリやクラウドサービスを効率的に開発できるようサポートしていくとしている。

健康管理アプリ「オムロンコネクト」のホーム画面(左)と血圧・脈拍月間グラフ(右)のイメージ