米Microsoft傘下のSkypeは28日(米国時間)、iOS版Skypeアプリをアップデートしたと発表した。最新版のバージョン6.25では、Siriとの連携機能を強化。Siriコマンドを使ってSkype通話ができるようになった。

iOS版Skype バージョン6.25では、Siriコマンドを使ってSkype通話が可能となった

iOS 10では、Siriの機能をサードパーティに開放するAPI「SiriKit」が提供されている。今回、iOS版Skypeアプリの最新版では、Siriの音声コマンドを使い、Siriから直接Skypeで通話したい相手を指定しそのままコールできるようになった。また、通常の電話による通話と同じように、iOSのロック画面からSkype通話に応答できるようになった。

バージョン6.25ではあわせて、Skypeの連絡先をiPhone内の連絡先リストに統合できるようになったほか、連絡先リストから友達を直接Skypeに招待する、といった機能も追加されている。